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2008年6月20日 (金)

北朝鮮は対話するのか  ~ゆうてもええかな~

 まず、宮城・岩手大地震の被災者にお見舞い申し上げる。一日も早く安穏な生活に戻れるよう祈りたい。
 この地震のニュースが飛び込む前は、日朝外務省実務者公式協議があり、その合意内容が発表された、そちらのニュースが大きく扱われていた。
 日本政府は、北朝鮮に対しては、対話と圧力の両面で問題解決に当たるとしていた。種々の制裁が継続した結果、今回の実務者協議で、拉致問題の再調査を約束し、「よど号」ハイジャック事件関係者の日本への引き渡しに向けて調整する、日本は人道支援物資輸送に限った船舶入港の承認と、チャーター機での往来を認める、とした。
 これ、日本の圧力のたまものだろうか。そんなのんきな考えが政府にあったら大変なことだ。言うまでもなく、北朝鮮の最優先課題は、アメリカのテロ支援国家指定の解除と、その後の支援の取り付けである。ところが、米朝関係だけが好転するだけでは不充分で、ドル安が続いて経済面で苦しいアメリカとしては、自国のみで北朝鮮を援助したくない。北朝鮮を支えるには、さらに援助国を募りたい。その第一候補が日本である。
 米朝とも、日本を財布だと思っていると言ってもいい。だからご機嫌を損ねないように、日本の財布のひもを弛める作業が必要である。だから、今回、合意した。日本の圧力で対話が始まったわけではないし、北朝鮮からみれば、対話かどうかもあやしい。テロ支援国家指定解除のためのシナリオであり、対話よりはセリフに近いのではないか。
 約束を実行し、目に見える形で問題解決に取り組む意思を示さない限り、北朝鮮が本気で対話のテーブルについたと思わない方がいい。米朝関係が前進したら、もう日本などかえりみる必要が無くなる。また、拉致問題の進展も、注視すべきだ。日本以外の、韓国などのアジア諸国にも拉致被害者がいる。そちらの解決も進めるなら、北朝鮮の誠意を認めてもいい。ゆめゆめ、振り回される事なかれ。
                                    (仲)

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