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2008年5月 9日 (金)

今年も儲かりまっか  ~ゆうてもええかな~

 今週末は、3月期決算の集中発表日となった。自動車、機械に化学などのメーカーは、利益を減らしたところが多い。昨年から続く原油高、サブプライムローンに端を発した株安の含み損、円高による為替差損が足を引っぱっている。売上高は堅調で、配当が据え置きや増配が多いところを見ると、日本経済はどうにか乗り切った、らしい。
 しかし、これは昨年の結果。昨年4月からの、緩やかに経済が成長していると言われていたころに稼いだ分も含まれている。問題は、済んだことではなく、今である。
 今年度のスタートはどうだろう。原油高は天井を知らず、それに伴う全般的な原料高が続いている。燃料や電気も上がっているから、工場を稼働させるコストがかさむ。人件費は抑えられたとしても、製造原価を抑えようにも、切りつめられる要因が見つからない。
 さらに。設備メーカーの状況を見ると、どうやら6月まで、即ち第一四半期は、設備投資を見直したり後送りするような動きが顕著になっていて、株価同様、様子見の停滞状態になっている。
 間違いなく、景況は停滞している。インフレに振れているのに収入が増えず、そこへ、食品を含む全般の値上がりが、消費者の購買意欲を削いでいる。オリンピックイヤーで、地デジへの切り換えを国が旗振りをしているというのに、電機各社は苦戦を強いられている。輸入業者は喜んでいるだろうが、もろ手をあげて、とはいかないはずだ。何しろ、輸送業も御多分に漏れずコスト高で苦しんでいる。国内での流通に、円高も円安もない。
 おそらく、景況が浮上する兆しが見えるとすれば、7月、梅雨が明けたころではないだろうか。コスト高が上げ止まる気配は見えないが、基本的に景気が減速し続ける場面ではない。今しばらく、数ヶ月様子を見て力を蓄え、その後は横ばいか、非常に緩やかながらも回復に向かうだろう。サブプライムローンなど、悪い材料が片付いた、そのころに。
 年末のボーナスは期待していいのではないか。楽観的過ぎかな。
                                   (仲)

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