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2008年3月14日 (金)

円高だねえ  ~ゆうてもええかな~

 外為市場での円相場が急騰し、一時1ドル99円台まで上げた。今週末の終値も、100円~101円になりそうだ。
 円高というより、ドル安が正しいだろう。サブプライムローン焦げ付きで資金が金融市場から引き上げ、石油や金への投資に回っているためだから、円が強くなった、金融市場で円が買われている、というわけではない。
 それが証拠に、日本の経済市況はどうだ。もうすぐ期末を迎えるが、決算は好調だとしても、株安で資産が目減りし、原料もエネルギーも食料も高い価格で推移するところに、円高である。これは、08年度に効いてくる。
 首都圏の土地が、一時値上がりに転じていたところ、どうやら郊外はまた値を下げている模様だ。都心近くの駅前一等地はまだ持ちこたえているが、少し外れるとマンションの価格が下がり始めて、入居率も60%程度の場所もあるとの報道があった。これは、マンションそのものの価値ではなくて、マンション経営という形態の投資が冷え込んでいる。
 このマンション経営型投資を含めた土地管理経営も、主な資金源は海外だから、金融市場が冷え込んでいるのと同じ理屈だ。ちなみに株安も、外国人投資家の株式市場での売り気配が強く、外資にとって、石油、金、白金などのレアメタル、小麦やトウモロコシなどの方が投資先としてより魅力的なのだろう。
 だから、円が高くても、株価は上がらず、景況も上向き基調といかないのである。今のところ日本には、投資家の資金が流れ込む状況にはなく、あるとすれば、投資ファンドが大量の資金を投入して、優良企業をむさぼり食うくらいだろう。
 せっかくの円高だから、海外で買い物でもすれば憂さ晴らしになるのだろうが、旅行費用もばかにならない。せいぜい、ボーナスで薄型テレビを買ってオリンピックを見るくらいが、我々庶民にはお似合いかも知れない。
                                     (仲)

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