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2008年3月 7日 (金)

予算案強行採決の先  ~ゆうてもええかな~

 国会が空転している。来年度予算案と日切れ法案の衆議院採決を与党が強行して参議院に送り、これで予算案は原案通り成立する見通しとなった。その強行採決に反発して、野党が参議院での審議を拒否している。首相以下、政府与党のお歴々が着席し、与党側の席がきれいに空いている図は、ばかばかしくて、評する気にもならない。
 思い出してもらいたい。与党が、日切れ法案の延長を狙ったつなぎ法案を出し、野党が反発して、衆参両院議長があっせん案を出して引っ込めた、学芸会並みの茶番劇。間に立った両院議長もいい面の皮だ。年度末までに出す「一定の結論」は、自民党にとっては道路特定財源存続だし、民主党にとっては道路特定財源廃止もしくは一般財源化なのだから、話し合ったところで結論が出るわけ無いし、結論を変える気も両党ともさらさら無い。
 自民党としては、まだ道路を造りたいのだし、民主党は、早く衆院解散に追い込んで選挙をしたいための反対なのだから、両党の合意、落としどころなど、最初から有りはしない。与党は衆院通過、野党は両議長あっせん案を破棄して審議に応じず、見なし廃案(予算案は30日間、日切れ法案は60日)で衆議院議決優先の規定により、来年度予算案がまず成立する。日切れ法案は衆院での三分の二以上での再議決が必要だから、扱いですったもんだを起こす。そして、野党は暴挙と喧伝して対決姿勢を強め、衆議院議決を参議院ではね返す。政局は流動化し、どっちもお互いに責任をなすりあう。先がもう見えるようだ。
 自民党の、道路特定財源での歩み寄りがあれば、構造改革推進派と道路族の摩擦が大きくなり、党執行部の指導力を問う声が出てくる。反対に民主党が歩み寄る可能性はと言うと、小沢党首は大連立に失敗して求心力が落ちているから、民主党全体で歩み寄ることは無い。政争を避けて実利を取りたい人たちがこっそりと、あるいは堂々と歩み寄る可能性ならある。
 どちらにしても、無傷では済まないのだ。ここまで来たら一年以内なら辛抱してもいいから、税制改革を進めてくれ。これが私の本音だ。
                                    (仲)

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