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2008年1月11日 (金)

ナショナルの決断  ~ゆうてもええかな~

 新年第一回目から、書きたいことが4件あって、困った。そこで、今日と明日、2回アップすることにした。残りの、薬害肝炎法は成立したばかりだから経過を見る。五輪ハンドボールアジア予選は、まだ尾を引くから、後日書く。
 10日、産業界の大きなニュースが飛び込んできた。松下電器産業が『松下』『ナショナル』の名を改め、社名もブランド名も『パナソニック』に統合すると発表した。創業者の松下家の了解も取り付けており、10月にも社名・ブランド名を統合したいとしている。
 松下電器系列のナショナルショップを各地に展開し、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、照明器具まで販売し、『松下』『ナショナル』の名は国内に浸透している、電器メーカーのトップブランドと言えよう。また、音響機器から始まった『パナソニック』ブランドは、高画質テレビ、ビデオ、カメラ、パソコンといった電子機器の世界的ブランドとして、各国に浸透している。
 今まで使い分けていた、洗濯機、冷蔵庫などの白物家電と、電子機器のブランドを統合し、社名まで変更する。実はこれ、今に始まったことではなく、数年前から、子会社・関係会社では、統廃合を機に社名を『松下』から『パナソニック』に変更していた。新聞によると、二十年前くらいから話は出ていたという報道もある。
 『松下』『ナショナル』との決別は、即ちこのブランドのターゲットであった国内市場の成長に見切りを付け、海外に展開するための戦略に他ならない。国外では『パナソニック』は有名ブランドだが、『ナショナル』の認知度は低く、日本製と認識されていない。ソニーが圧倒的に強く、サムスンなどの海外企業との競争を強いられる。そこに割り込んでいくために、『パナソニック』に統一する。狙いは、海外市場である。
 松下でさえ、国内展開から海外市場へのシフトを決断した。国内市場は伸びない。三洋電機も苦しいし、シャープでさえ、液晶がなければどうなっていたか。企業の底力が問われる時代になっている。
                                     (仲)

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