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2007年12月21日 (金)

韓国大統領選は  ~ゆうてもええかな~

 日本では、参議院で野党が逆転し、さらに与党に逆風が吹いている。
 お隣韓国でも、与党大統領候補が敗れ、野党ハンナラ党候補が大統領に当選した。10年ぶりの政権交代である。
 韓国経済も、見かけは伸長し、ウォンも円に対して強くなってきている。李明博次期大統領が以前所属していた『現代』財閥が牽引し、経済成長を遂げ、コストダウンを図って中国や東南アジアに進出する企業も目立つ。富裕層がソウルを中心にして高級区画を形成し、地下を押し上げている。アジアの経済を見る上で、韓国は無視できないどころか、重要な市場であり、東アジアの発展の一翼を担うと言っていい。
 しかし、金大中、盧武鉉両大統領が政権を握っていた10年の間に、目標達成して次の目標を見失い、富める者はますます肥え、弱者は日に日に生活が苦しくなるという、格差社会構造となった状況を打開できなくなって、国民は政権交代を望んだ結果となった。
 さて、次期大統領の政策はどうなるだろう。隣人として、興味を持って見守るべきだと思う。おそらく、国際社会での立場については、大きなスタンスの変化はないだろう。北朝鮮との関係は、太陽政策がどの程度引き継がれるか、従来の路線で進むのか、非核化前提を全面に押し出してイニシアティブを取ろうとするのか。六ヶ国協議の枠組みを外れることはないだろうから、そこから踏み出した南北対話を進めるのか。
 韓国が南北対話を進め、非核化の見返りとなる経済支援を実施しようとするとき、韓国単独で実効ある支援をするだけの財源がない。アメリカは米朝直接対話での展開を図るだろうし、中国が大幅な支援に動ける状況でもない。日本の支援をあてにしての南北対話にせざるを得ないのが実態だろう。
 格差を解消するだけの経済成長を達成できるか。協調路線の外交政策では、具体策とその財源をどう調達するか。新大統領の手腕を見守りたい。
                                    (仲)

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