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2007年12月14日 (金)

また年金かい  ~ゆうてもええかな~

 臨時国会は、ねじれ状態のまま延長、さらに与党は再延長の構えで、早くインド洋での自衛隊給油活動を再開するための法整備をするつもりだった。そう、衆院での再可決を強行してでも、給油活動は続けなければならない。対アメリカ政策、外交政策を考えると、自衛隊をもう一度インド洋に送りたい。そちらの方に力点が置かれていたはずなのだ。
 しかし、ここへ来て、また年金問題が浮上した。消えた年金約5千万件、そのうち20%近い約1千万件について、特定が困難であると発表した。その波紋は大きく、火曜日に舛添厚労相が記者会見して以降、金曜日になっても、自民党は波紋に揺らいでいる。
 もともとは阿部前首相の公約だった。名寄せを来年3月までに終え、年金の持ち主の完全特定して解決する、として、政府の信頼回復に躍起になっていた。しかし、参議院選は惨敗、代わって福田首相にバトンを渡された。新内閣になっても、厚労相は舛添氏が留任し、年金の名寄せの公約は引き継がれた。
 しかし、ここへ来て、特定困難な年金が約2千万件になる見通しであることが明らかになったあと「3月までに解決するとは言っていない」と、言い訳を始めた。選挙中だからスローガン的に省略して言ったとか、そういう気持ちでやっているとか、公約違反というほどのことなのかどうか、とか。
 いずれにしても、国民がどう受け取ったかが問題で、公約違反と責められてしかるべき状況である。少なくとも、政府は信頼をまた失った。ここのところ、防衛利権の問題で責められつつも、民主党の力不足で追いつめきれずに一息ついた感があったところに、この年金問題である。与野党の対立はさらに深まり、民主党の勢いを回復させた。
 ねじれ国会の対立は決定的で、このままの状態が続けば、自民党は来年にも想定されている解散・総選挙でも、現在の勢力、与党で3分の2の議席を確保することは無理だろう。
 年金問題で国政選挙2連敗、なんてことになったら、自民党の危機、政界再編につながるのではないか。国が、危ない。
                                     (仲)

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