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2007年10月12日 (金)

ISAFは民主党自爆ボタン  ~ゆうてもええかな~

 インド洋での給油作業を継続させたい自民党と、イラク紛争に使用されている可能性を指摘して阻止したい野党との攻防は、どうやら自民党に分が悪そうだ、と思っていた。
 しかし、民主党の小沢代表が言い出した、ISAF、国連決議によってアフガニスタンに展開する多国籍軍への参加を打ち出し、それが合憲であると主張したところで、雲行きが怪しくなっている。
 小沢党首の判断基準は、国連決議による部隊への参加は合憲、国連決議のない国同士の紛争への参加は違憲、という主張だ。私はこれを、小沢党首の勇み足と見る。以前から、詰めが甘くて主流派に乗り切れない傾向があったが、せっかく参議院選で大勝した流れを、断ち切ってしまった。

憲法第九条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 単純に考えて、ISAFへの参加は『国際紛争を解決する手段として』の『武力による威嚇又は武力の行使』に当たり、現憲法では永久に放棄されている行為に該当する。小沢党首はそう考えずとも、他の野党、共産党や社民党は、ISAFへの参加を認めるとは思えず、せっかく野党一致団結して自民党を追い込もうとしているのに、これでは野党の足並みが揃わなくなるのみならず、民主党内でも、ISAFには賛成できない議員が出てきて、足下から崩れる可能性がある。
 小沢発言は、自爆スイッチに指を乗せた状態と言っていい。党首交代だけで済むか、民主党自体が分解するか、国会内の野党協力まで分解するか。破壊力がどれだけかは、小沢党首の運営能力にかかっている。
                                 (仲)

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