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2007年1月19日 (金)

さて、VISTA  ~ゆうてもええかな~

 いよいよ、ウィンドウズの新しいOS"VISTA"を搭載した、春モデルパソコンの発表が出始めた。現在のXPより、ウィンドウの視認性が上がり、作業がしやすくなるようだが、パソコン自体の機能としては、いわゆるコンピュータ機能より、インターネット端末としての役割に大きくシフトしており、動画やミュージックソースのダウンロードと保存、携帯機や録画・録音機への転送といった機能が重視されている。デスクトップもモバイルも、地上デジタル波放送受信対応機が、この春から多く出てくる。中には、パソコン本体とセットであったモニターを無くし、自宅のデジタル対応テレビをモニターとすることを前提の機種も出る。
 そうなると、パソコンはもはや、精密で特殊な機械ではなく、家電の一部として、リビングに置かれるようになるかも知れない。VISTA機の発売は、今までパソコン・インターネットとテレビ放送の垣根を低くし、新たな需要を喚起することになるだろう。パソコンの競争相手が、次世代DVDになるだろうし、販売形態も、モバイルは別にして、モニターは別売りが主流になることも考えられる。端末モニターと薄型大画面テレビ、両方を置く必要がなくなれば、消費者にとってメリットがある選択だろう。
 パソコン業界も、パソコンをどう売ろうか、困っているはずである。モバイルを前提として、強度を上げた機種を出すところもあれば、形状を全く変えてチューナーを内蔵し、リビングに置くことを意識しているとしか思えない新機種もある。パソコンに求めることが、今まではインターネットでホームページを開くなどの電脳趣味人向けだったのが、ブログやネットショッピング、コミュニティ参加といった、小難しい作業が要らないインターネット世界での作業に移ってしまい、必要なスペックが、動画処理速度とDVD対応、ハードディスク容量といった程度で充分、というユーザー層をターゲットにならざるを得ない現状がある。
 VISTA機も、パソコンでの作業用途の広さを競うより、誰でも使える家電感覚の販路拡大にならざるを得なくなっている。最大の敵は、Wiiを始めとするゲーム機であることも、頭が痛いことだろう。グラフィックに特化すれば、ゲーム機の方が高画質なのである。パソコンはもう、特殊な人の持ち物ではなくなった。さあ、次の展開はどうなる。
                                          (仲)

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