« 学校で教えること  ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 税金を取るための減税  ~ゆうてもええかな~ »

2006年11月 3日 (金)

たかが携帯に踊らされるな  ~ゆうてもええかな~

 携帯電話が一般に出回り始めたころ、「本体0円」で販売していた。もちろん、電話本体が0円というだけで、契約手数料や通話代が高くて、そこで稼いだ費用で中継基地を増やし、通話可能地域を広げていった。電話本体0円は、要するに加入者を釣るエサだったわけだ。
 当時、携帯電話用の部品を作っていた人が嘆いていた。汗水垂らして、不良が出ないように気を使い、クレームでさんざん怒鳴られて、神経も体力も原材料費も使って作った部品が入った携帯、タダで配るなんてあんまりじゃないか。
 先頃、ポータビリティ制度が解禁になって、ソフトバンクが「0円」をうたい文句に他社ユーザーからの切替を目論んで、うまくいきすぎてシステムの容量を超え、ダウンした。自滅と笑う前に、この3連休の状況を見ればいい。金曜日朝の時点での私の予想は、ドコモの一人負けではないかと思っている。
 最近の携帯電話には、種々の機能が付いている。主要3社のサービスにも傾向が見えてきた。着うたダウンロード、音楽再生機能、テレビ電話、ワンセグ対応テレビ受像、海外通話対応など。同じ業者でも、携帯電話のメーカーが違えば対応機能も変わる。一番分かりやすいのが、某液晶大手メーカー社製品で、画面が大きくてクリア。比較的人気のある機種である。
 そうやって本体に機能をいろいろ詰め込み始めたら、本体0円などととても言えなくなってしまった。最新の多機能機種は、1万円台が普通である。
 それを買わせるには、今度は逆に、契約手数料や通話代を押さえ込むしかない。しかし、安いですよ、と言ってもインパクトがない。いろんな名目をつけて割り引きます、と言う方が、インパクトがあるし、解約したら高く付く設定すれば、ユーザーの流出も防げる。
 ソフトバンクの「0円」戦略、公正取引委員会から注意され、ややインパクトが薄まった感じがするが、それでもまだ、切替需要は多いと見ている。が、機能と料金、トータルで見ると、特にどこが突出してお得感があるわけではない。買う側も、踊らされないように。
                                       (仲)

                              戻る

« 学校で教えること  ~ゆうてもええかな~ | トップページ | 税金を取るための減税  ~ゆうてもええかな~ »