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2006年9月 1日 (金)

水を一杯  ~ゆうてもええかな~

 もっと世間が関心を寄せてもいいと思うのだが。決して人ごとではないのだから。
 26日に、広島の上水道送水トンネルで、岩盤の崩落が起き、45mにわたってトンネルをふさいでいるのが見つかった。当然、その下流は断水になり、3万世帯に影響が出た。復旧作業と、自衛隊などによる送水作業により、回復や時間配水にまでこぎ着けたのが、約2万世帯。復旧には、さらに2週間かかるという。
 周辺のコンビニやスーパーでは、ミネラルウォーターなどの飲み物の在庫が払底している。ホームセンターでは、ポリタンクにポリバケツ、衣装ケースに至るまで、水を溜め込むことができそうなものはすぐに売り切れる。この残暑の厳しいところに、断水とは。シャワーも浴びられないのは、さぞつらかろう。
 今回は、崩落が送水トンネルだから、陸路給水車を走らせることができたわけで、自衛隊も中越地震以来という体制を組んで水運びにつとめたから、不便だが、健康にかかわるほどのことではなかった。
 これが、一部の事故でなく、自然災害であったなら。送水トンネルだけでなく、その周辺一帯に災害が発生し、道路が寸断されていたら。そういう場面を、この夏の豪雨でも、冬の豪雪でも、さらに遡って中越地震でも、見てきたはずである。他山の石と見るならば、各自治体はこれを契機に、ライフラインの安全性点検を一斉にするべきではないのか、と思うのだが、どうやらそういった動きは、このところのニュースでは見られない。
 9月1日は、防災の日である。関東大震災を思い出し、災害に備える日であるはずだ。過去を教訓にして、特にこれからは長雨や台風のシーズンである。最近の水害で、過去最高の水位を記録した河川が多いと聞いている。今まで以上の水量を想定して、今一度、安全点検をする必要があると思う。土砂災害の危険性も含めて。
 水がいつでも飲める。何と幸せなことだろう。もう一杯、もらおうか。
                                       (仲)

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