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2006年7月14日 (金)

定年旅行  ~ゆうてもええかな~

 小泉首相が、一週間にわたり、外遊にでている。イスラエルから始まる中東諸国歴訪からロシアに入り、サミットに出席するためである。まあ、そういう時期に当たったから仕方ないが、あと数ヶ月で任期を終える首相と会談をして、相手は何か得るものがあるのだろうか。来られた方が迷惑なんじゃないかという気もする。どうせなら、これから何をするか、約束してくれる人に来て欲しかろう。だから、誰に会おうが、小泉首相は何の成果も上げられないだろう。会社員が、定年前にまとまった休暇を取って、旅行に出かけるのと、あまり大差ないように見える。
 思い出してみれば、小泉外交について、どんな成果があったろう。自衛隊を海外に出して、イラクで道や橋を造った。平壌に行って、国家による拉致を認めさせた。ブッシュ君と仲良くなった。……他には?
 前首相もろくなことしなかったが、小泉首相はさらに、日本を他国から遠ざけた感がある。日本が何らかの影響力を行使できる国が、いったいどれくらいあるだろう。経済面では海外で活躍しているが、これは首相が音頭を取ったわけではない。企業が、国内だけでは商売にならないから、海外に活路を求めているのであって、政治が誘導したものではない。ODAで金を出して、それで他国に貢献したつもりでいるなら、大きな勘違いである。お金を受け取る側は、誰が出したかなど、どうでもいいことである。
 確かに、総裁選の公約は、旧来の自民党をぶっ壊す、だった。で、ぶっ壊した。その結果、強者どもが夢のあと。まとまりが無くなって、行政側はこの隙をつき、改革を骨抜きにしている。道路公団など、結局道路を造るのなら、分割民営化など意味がない。
 次の首相は、内憂外患の後片付けに追われて、独自の功績を残すところまで行かないだろう。幸い、野党も同じようにぐでぐでになっているから、次の参院選、負けるだろうが、民主党が幅をきかせるほどの風は吹くまい。何か、身のあることを残してから、定年旅行に出かけて欲しいものである。
                                       (仲)

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